
春が来て F3、コットマン荒目、HB鉛筆、透明水彩
今年、18歳になる鹿の子が、逝きました。
2016年1月2日午後6時。
一昨日まで、元気に駆け回って、いたずらしていた鹿の子。
元旦、鹿の子は、歩こうとしても、
2~3歩でよろけて倒れてしまい、食事もトイレもうまくできない状態。
主治医、近隣の獣医3件に連絡をとろうとしたのですが、
どこも4日から開院のようです。
ようやく、1人の獣医さんと連絡がとれ、
とりあえずの、救急処置をしました。



家に来たばかりの鹿の子
母と交替しつつ看病し、2日、早朝ごろには、
水も、流動食も、ウマウマ~と言いつつ食べました。
体力が湧いてきたのか、
危ういけれど、少しずつ歩くことができるようになり、
鹿の子も、「ほら、歩けるよ♪」と、
足取りを誇りつつ、歩き回っていました。
希望が湧きました!
4日に主治医に診てもらえば、きっと大丈夫だと。

2歳くらいの凛々しい鹿の子
2日、夕方、激しい癲癇発作が起き、
15分くらい苦しみ闘い抜きました。
そして、鹿の子は逝きました。
顔つきは、安らかで神々しいです。

2016年1月1日、思うように歩けず困っている鹿の子
鹿の子を応援してくださった方々、
たまたま読んでくださった方、
心から、ありがとうございます。
鹿の子は、永遠に私の心の中に生き続けています。
関連タグ : 猫,

猫空間その9 F4キャンバス、アクリル、胡粉ほか ↑クリック拡大

Cat Gallery 2009 Calendarより
猫のゆるんだ姿、温かく漂う空間、古びた建物が猫の一部のようにしっくり似合っています。
猫って、いいなあ。。。
ちなみに、このモデル猫さんは、メスです。
大姉御っていう雰囲気ですね。
左上のオレンジの部分、真ん中上の黒い部分は、転写(リプリント)してみました。
転写したあとにグレーズしたり、細かい部分を描き足したり、ヤスリで削ったりするとおもしろい効果が出ます。
猫の下の白っぽい色味は、ジンクホワイト(半不透明絵の具)で描き、下の色が透けるような感じにしてみました。
チタニウムホワイト(不透明絵の具)だと透ける感じが出しにくいようです。
*グレーズ(グレージング)とは?
描き乾いたモチーフに、水やメディウムで薄めた絵の具で薄く色をかけることです。より深みのある透明感を表現する方法と言われます。

猫空間その4 F4キャンバス、アクリル、胡粉ほか ↑クリック拡大
猫空間シリーズ4作……、
自分にしては長文を記したところ、落ちました(涙)。
短文で行きます(笑)。
猫空間シリーズ4作目です。
猫が好んで居るところは、気持ちが良くて安全なところですね。
夏、木陰や軒下の風通しの良いところ。
冬、陽だまりや炬燵、洗濯物の上。
このアクリル画は、古い町並みとまだ若い黒猫の対比が面白く、下地を作りこんでヒビを入れたり引っ掻いたり転写・コラージュなどで描いてみました。
ハンス・シルベスターHans Silvester写真集
実際には、町並みはもっと白っぽい感じです。
ハンス・シルベスターHans Silvesterさんの写真の猫たちは、自由気ままで野生的です。
交尾の写真を多く撮ったところから「猫ポルノ」とまで、言われたそうです。
ぜんぜんポルノじゃないですけれど。
写真の色使い、構成力、雰囲気、素晴らしいです。
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