パステル画の道具たち、初心者にもお勧め!
2006.05.03 Wed

私のパステル画の道具は、こんな感じです。
パステルは、色と遊ぶ♪ という感じで、なかなか楽しいものです。
上から、時計まわりに
・コットン ぼかし用
・綿棒 ぼかし用
・ハードパステル 粘土質が多く含まれていて、硬めです。細い線も描けるので、細部描写やクロッキーに使用されます。この画材は、描くのに慣れてきてから、揃えれば良いと思います、
・パステル鉛筆 パステルを鉛筆状にしたもので、細かい描写ができます。私は、猫の瞳や毛並みを描くときに、使います。
・ソフトパステル 顔料の伸びがよく、美しいビロードのような質感が出せます。
指、手のひら、擦筆などで、ぼかすことができます。
一般に、パステルと呼ばれているものは、こちらのことですね。
私は、ホルベインとレンブラントのセット、シュミンケをバラで使っています。
最初は、30~60色くらいのセットを使い、欲しい色をバラで追加していきました。
店頭で試し描きをして、好みのメーカーを見つけることをお勧めします。
・パステルフィキサチーフ パステルで描いた独特の持ち味を生かすように作られた定着液です。石油系なので水やアルコール系のものと比べ、パステルの色をそこないません。
・擦筆(さっぴつ) 細かいところをぼかすときに、使います。
・試し描きの紙
・支持体 表面に適度な凹凸があり、じょうぶな紙や、板にジェッソを塗ったものなどが向いています。
パステル用スケッチブックが、使いやすく保存もしやすく便利です。
慣れてきたら、大きな紙を自分で選んで、好みの大きさに切って使うと経済的です。
私は、ミタント紙を切って使っています。
*パステルに向いた紙
アングル紙 キャンソン社
コットン紙 キャンソン社
ミタント紙 キャンソン社
MBM紙 アルジョマリー社
ラングトン デーラー・ラウニー社
マーメイド紙 デーラー・ラウニー社
ラシャ紙 デーラー・ラウニー社
・ほかに練り消しゴム、手をぬぐうおしぼりのようなものも必要ですね。
■パステル画の教本としては、パステルの技法百科
が優れています。手順が写真でよくわかり、
掲載作品も、「お! 描いてみたい!」と思うような質の良いパステル画ばかりです。
現在、中古の扱いしかないようですが、とても役立つのでお勧め本です。
>>パステル画の描き方の本はこちら
- 関連記事
-
- 百合 パステルで描くコツ描き方
- パステル画の描き方、手順など
- パステル画の道具たち、初心者にもお勧め!
RE.キャンソン ミタントについて
はじめまして。
私は、新宿御苑近くの世界堂、
電話 03-5379-1111
でミタントを購入しています。
白色のみ、ロール販売があり、
大判のものでは、750ミリ×1100ミリというミタントが、10色のみ置いてあるそうです。
お役にたちますでしょうか?
今後も、どうぞよろしくお願いします。
キャンソン ミタントについて
キャンソンを切って使ってらっしゃるとのこと、もしかしたらお分かりになるのではと投稿してみました。
それはキャンソンミタントのロールでの購入場所ですが、もしおさしつかえなければ教えていただきたいのですが。
teinenさん、こんにちわ。
ソフトパステルが100色もあると、楽しそうですね。
パステル鉛筆は、12色で、間に合わせています。
私は、パステルを伸ばすのは、指がいちばん好い感じです。
しかし、指が紙で擦れて乾燥するので、ひび割れてきます(笑)。
イーゼルで立てかけて、粉を落とすのは、好い方法だと、教本にありましたね。
私は、パステルの粉で、目やのどが痛くなるので、眼鏡とマスクをして描いています(;^_^A あせ
teinenさんのパステル画は、パステルのソフトに輝く持ち味をだしていて素敵です。
退職後の楽しみ
http://blog.zaq.ne.jp/teinen/
このコメント、ご覧になったかた、
ぜひ、覗いてみてくださいね♪
パステル絵の具
パステル鉛筆は、STABILO60色ですが、ソフトも鉛筆も好み色の使用頻度が極端に違って“あまり色数が多くのは無駄”かな~? とも思っています。
私と少し違う所は、コットン・綿棒はテッシュと指です。
テッシュの方が色落ちが多いので、落としては重ね塗りをしながら色出しをしています。
これは粉が沢山落ちますのでイーゼルには、画用紙下に木板を置いて粉をしょちゅう布拭き(水)とその下に大き目の紙袋を付けています。
*パステルに向いた紙
大変勉強になりました♪
画材店でこの種類を探して色々試してみようと思います。