アクリル画の道具たち
2006.04.09 Sun

アクリル画を描き始めるときの準備は、このような感じです。
初めてのかたは、F4(A4より一回り大きい)くらいの大きさで、アクリルの感触を味わいながら、描いてみてください。
必ず、楽しめるでしょう♪
SMなどの小さいサイズは、伸び伸びと描けないので、最初は難しいかもしれません。
アクリル絵の具の扱いに慣れてきたら、より小さいもの、より大きいものへとチャレンジしていきましょう!
・アクリル絵具 最初は10~12色のセットでじゅうぶんです。描きながら欲しい色を追加していきます。
私はホルベインのアクリラを使っています。同色を作るのは難しいので、メーカーはなるべくひとつにまとめます。
チューブを保存するときは、写真左のように、タッパーに逆さにして入れておきます。乾燥させないように、注意。
・キャンバスなど 紙、キャンバス、ガラス、金属、布、粘土など、何にでも描けます。作品として額装を考えているのでしたら、規定のキャンバスに描くことをお勧めします。
私は、出品しようとして額を特別注文しなければならなかったことがあります。
・画筆 平筆・丸筆・ライナー筆(細部用)などを揃えます。 アクリル絵具にはナイロンの筆が向いています。磨耗が激しいので、高い筆を買う必要はありません。普通の筆をたくさん使いましょう。
・パレット アクリル絵具はすぐに固まってしまうのでペーパーパレットが便利です。
絵の具が残ったら、霧を吹いてラップをかぶせ、水分の蒸発を防ぎます。こうすると24時間くらいは、絵の具を保存できます。
・筆洗 プラスチック製で、仕切りがついた大き目のものが便利です。
アクリル絵具をつけたまま筆を乾燥させてしまうと、固まって使えなくなりますので、筆は水につけておきます。
・メデュウム類 写真中央のように、多くの種類があり、盛り上げる、艶を出す、ひびを入れる、画面をざらざらにするなど、限りない表現ができます。
・ジェッソ 白色地塗り材です。地肌の細かいものから粗いものまで、4タイプあります。最初は、標準タイプで仕上がり感を見てください。
アクリル絵具をしっかり受け止める下地づくりをします。紙や布以外にも板、石、コンクリートなどの下地づくりに効果を発揮します。
また、絵の具の白と同じように使えます。大量に使う場合は、詰め替え用を準備しましょう。
書籍では、どんどん描けるアクリル画教室が、制作ステップが応用が分かりやすいのでお勧めします。
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teinenさん、おはようございます♪
ボンドは、コラージュや印刷物の転写、ジェッソと混ぜて透明感を出します。
これは、独自の手法です。
近いうちに、記事にアップしますね。
絵の道具を揃えるのは、大きな楽しみですね。
では、今後も、どうぞよろしくお願いいたします。
ボンド
筆洗で水につけておくと何度でも使えるのは、便利ですね。私は今まで筆が固まって太くなって(極細筆の使用が多い)捨てるのが多かったです。
「ホルベインのアクリラ」ですね。私もこれにします。