猫空間その1 アクリル絵の具とメディウムで猫を描く
2017.11.15 Wed

猫空間その1 F4キャンバス、アクリル、胡粉ほか ↑クリック拡大
アクリル絵の具で、猫の絵の新シリーズを始めました。
アクリル絵の具は、水彩絵の具のように水溶性で、乾くのが速く、乾くと耐水性になるので塗り重ねがどんどんできます。
描いているあいだにも乾くので、自分の描きたい方向に修正しながら描くことができます。
アクリル絵の具は、乾くと強い接着力で堅牢になり、耐久性に優れているので、長期保存にも適しています。
アクリル絵の具を使った描き方は、数限りなくあります。
素材やメデュウムの組み合わせは無限なんですね。
描いている過程で、新しい描き方を発見することもあり、とっても楽しいです。

こちらの画像は、部分拡大画像です。
モデリングペースト、ジェッソ、コーヒーかす、サンド、胡粉、ボンド、粘土、クラッキングメディウム、マットメディウムなどを使い、コラージュや転写をしています。
転写の説明はどんどん描けるアクリル画教室―油絵より簡単! 13人のプロの画家による実践レッスン (DO繪 9) (DO繪ドゥーエ)が、詳しいです。
私のブログの、アクリル画の表現技法 下地の工夫にも記してあります。
おもしろい効果が出るので、ぜひ試してみてください。
「どんどん描けるアクリル画教室」で、松波照慶(まつなみしょうけい)さんが語っている言葉におおいにうなずきました。
引用します。
「アクリル絵の具の場合でも、消しながら描くのが好きです。描いたり消したりしながら、画面の中で形や色を探していく過程は、キャンバス上で「絵」が育っていくのを眺めるようで面白いと思うのです。」
■参考
・アクリル画の道具たち
・アクリル画の道具たち その2
2008.12.10 Wed